筋膜性疼痛症候群(MPS:Myofasical Pain Syndrome)

【筋膜性疼痛症候群(MPS)とは】

筋膜(筋肉を包んでいる膜)の異常によりトリガーポイントが形成される事が原因となり、痛みや痺れ感などの症状を引き起こす病気です。

難しい名前ですが、慢性的な肩凝りや腰痛坐骨神経痛の根本的な原因として近年注目されています


【発症のメカニズム】

打撲や捻挫などのケガ

スポーツでの使い過ぎ

過去のケガ

不良姿勢

労働作業

心理的ストレス

などの要因が特定の筋肉に損傷や炎症を生じます。

通常であれば組織が修復されていくのですが、修復されなかった筋肉や筋膜に癒着が生じます。さらにストレスが加わり続けると筋肉のしこりやこわばりを生じて痛みが強くなったり、広範囲に広がるような段階となり筋膜性疼痛症候群(MPS)へと発展すると考えられています。

このような痛覚が過敏になった部位をトリガーポイントと呼びます。

 筋膜性疼痛症候群(MPS)の発症のメカニズムはトリガーポイントの形成と密接な関係性があります。


【具体的な症例】

腰痛

肩こり

首の痛み

坐骨神経痛

膝の痛み

頸椎症による痛み

椎間板ヘルニアによる痛み

脊椎管狭窄症による痛み

腱鞘炎

緊張型頭痛

などの慢性的な症状で、病院や整形外科で検査しても明らかな異常がみられないにも関わらず、痛みや痺れなどの症状が続いている場合は筋膜性疼痛症候群(MPS)が疑われます。


【MPS治療法】

痛みの原因となる部位(筋肉)の特定

回復力向上のサポート

 (症状の悪化する因子の改善)

早期発見・早期治療

 

筋膜性疼痛症候群(MPS)の治療で難しいのは『必ずしも痛みのある部位だけに原因がない』ことです。痛みの原因となる部位や筋肉を患者様本人が「ここが原因かな?」と自覚する場合もあれば、自覚せず、専門家の触診によって初めて「ここが原因だ!」と自覚されるケースが多く見受けられます。

また現在、筋膜性疼痛症候群(MPS)はレントゲンやMRIなどの精密機械では診断が難しく、専門家による触診や圧痛(押した時の痛み)などを慎重に検査する方法が一般的です。

しかし、近年エコー検査の筋・筋膜診察による診断基準の策定が行われています。これが実現すれば、原因となる部位の特定がより正確なものとなり、治療の効果が飛躍的に向上すると言われています。

 


【MPSの改善方法】

 

的確な治療

セルフケア

予防(事前予防・再発予防)

 

病院や整形外科で検査しても明らかな異常が無いにも関わらず、3ヶ月以上続く痛みは筋膜性疼痛症候群(MPS)の可能性が高いです。

筋膜性疼痛症候群(MPS)の症状が疑われる場合、出来るだけ早く専門家の検査や治療を進める事が大切です。

青空接骨院では原因となる筋肉や筋膜に対する適切な治療法で痛みを少しでも早く改善する治療サポートを行っております。治療により症状が大きく変化する場合もありますが、しっかりと原因を見極めて再発防止やセルフケア(自宅で出来る簡単なマッサージやストレッチ)も含め、根気よく治療していくことが大切です。


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